2023 年5月 6日にイギリスで行われた昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世の戴冠式をご覧になりましたか?
私は目に入るのは、この戴冠式の招待状です。
この戴冠式の招待状は、イギリスの民間伝承に登場する「グリーンマン」をモチーフにしたデザインが特徴です。グリーンマンは春と再生を象徴する古代の人物であり、自然の葉で飾られた王冠を被って描かれています。このデザインには、オーク、アイビー、ハトネズミの葉、そしてイギリスの象徴的な花々が使われており、招待状を囲む草地にも同様の野生の花々が描かれています。また、陛下と陛下の父の紋章から取られたライオン、ユニコーン、イノシシも描かれており、招待状には高貴な雰囲気が漂っています。この招待状は、紋章画家兼写本の飾り師であるアンドリュー・ジェイミソン(Andrew Jamieson)によって手描きされ、リサイクルされたカードに金箔のディテールを施して印刷されました。
バッキンガム宮殿は、ウェストミンスター寺院で行われる戴冠式において、教会の参加者として2,000人以上に招待状が発行されるそうです。
戴冠式の招待状
「戴冠式の招待状は、アーサー王伝説の騎士的テーマに触発された紋章画家兼写本の飾り師であるアンドリュー・ジェイミソンによってデザインされました。ジェイミソン氏は、芸術家ギルドの兄弟であり、国王が名誉会員である組織に属しています。
招待状のオリジナルアートワークは、水彩とグアッシュで手描きされ、デザインはリサイクルされたカードに金箔のディテールを施して再現・印刷されます。デザインの中心には、イギリスの民間伝承に登場する春と再生を象徴する古代の「グリーンマン」のモチーフがあり、新たな統治を祝うためにグリーンマンが自然の葉で飾られた王冠を被って描かれています。グリーンマンの形は、オーク、アイビー、ハトネズミの葉、そしてイギリスの象徴的な花々で構成されています。」
囲むイギリスの野生の花の草地には
「招待状を囲むイギリスの野生の花の草地には、メイリリー、コーンフラワー、野イチゴ、ドッグローズ、ブルーベル、そして記憶のためのローズマリーの枝などが含まれており、ミツバチ、蝶、テントウムシ、メジロ、ロビンなどの野生動物も描かれています。花は3つのグループに分けて表示され、国王がその名を冠する3番目の君主になることを示しています。」
戴冠式の招待状
「花々の中には、君主と陛下の父であるブルース・シャンド大佐の紋章から取られたライオン、ユニコーン、そしてイノシシが描かれています。陛下の紋章は、昨年夏にガーター勲章のロイヤル・レディに任命されたことに伴い、ガーターで囲まれるようになりました。」
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